多摩川に「幸福の鳥」が舞い降りた

2026年9月25日更新

こんにちは。
東京都世田谷の変圧器・トランスの設計・製造・販売の「富士見電機製作所」スタッフです!

シルバーウィークはいかがお過ごしでしたか?
ずっと雨続きで晴れたと思ったら、真夏日ともう身体が疲れ果てています。

皆さんも今週末は夏の疲れを癒してください!

ここ最近、多摩川付近で「二子玉川の川辺に、信じられないくらい大きな鳥がいる」「サギかと思ったら、どうやらコウノトリらしい」という話題がSNSや地元のニュースで相次いで報告がありました!
高層マンションや商業施設が立ち並び、多くの人々が行き交う二子玉川のすぐ目と鼻の先に、国の特別天然記念物である「コウノトリ」が羽を休めていたという情報を調べてみました。

多摩川に姿を見せたのは「寿日(じゅうか)」ちゃん。

多摩川沿いに飛来したコウノトリは、足につけられた足環(識別番号:J1187)から、今年(2026年)5月に誕生し、8月に巣立ったばかりの「寿日(じゅうか)」と名付けられたメスの幼鳥であることが判明しています。

かつて日本の空から一度は姿を消したコウノトリですが、兵庫県立コウノトリの郷公園を中心とした長年の保護・野生復帰事業や全国各地での飼育・放鳥の取り組みにより、現在では全国の野外に数百羽が生息するまでに回復しました。近年では各地で繁殖が確認されるようになり、若いコウノトリたちは新天地を求めて数百キロもの距離を飛翔します。

「日光を浴びて長生きしてほしい」という願いを込めて命名された寿日は、豊かな水辺と餌を求め、はるばる多摩川の中流域まで旅をしてきたのです。草が生い茂る浅瀬や湿地で、ミミズや小魚などの獲物を巧みに探す姿が目撃されています。
なぜ、都会の真ん中を流れる多摩川にコウノトリが降り立ったのでしょうか。その背景には、長年にわたる多摩川の水質改善と環境保全の努力があります。

かつての高度経済成長期、多摩川は生活排水などにより水質が悪化していました。しかし、下水道の整備や市民・行政による環境保護活動が実を結び、現在ではアユが遡上するほどの清流を取り戻しています。

コウノトリが生きるためには、小魚やカエル、水生昆虫、ミミズなどが豊富に存在する湿地や浅瀬が必要です。二子玉川や高津区周辺の多摩川には、適度な中州や水草が生い茂る浅瀬が残されており、若いコウノトリにとっても魅力的な「羽休めと給餌のスポット」として機能したと考えられます。

都市と自然が隣り合わせで存在する二子玉川だからこそ起こった、まさに現代の奇跡のような出来事と言えます。

10/3(土)には世田谷たまがわ花火大会と川崎市制記念多摩川花火大会が行われるので、その頃にはまたどこかに飛んでいってしまっていることでしょう。

幸運にも多摩川沿いでコウノトリや珍しい野鳥に出会えてもむやみに近づかずに見守りましょうね!
------------------------------
株式会社 富士見電機製作所

〒158-0095 東京都世田谷区瀬田4-23-2
tel.03-3709-6810 / fax.03-3700-4453

公式ホームページ
https://fujimi-ele.co.jp/
------------------------------